アニマル・セラピーの理論と実際

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アニマル・セラピーの理論と実際

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  • サイズ A5判/ページ数 217p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784563056575
  • NDC分類 493.72
  • Cコード C3011

内容説明

本書は、近年心理臨床や介護、福祉の場で注目を集めているアニマル・セラピーについて詳説した初の専門的解説書である。背景となる理論や研究を概観し、さまざまな現場における実践例を数多く紹介するとともに、こうした治療的側面に加え子どもの発達との関わりやペット・ロスといった動物の飼育に関する心理的な問題もとりあげ、人にとって動物とのきずなが持つ意味を考察する。

目次

アニマル・セラピーの理論と実際―編者まえがきにかえて
第1部 アニマル・セラピーの理論(アニマル・セラピーの歴史;アニマル・セラピーの理論と研究法;アニマル・セラピーに用いる動物の選択)
第2部 アニマル・セラピーの実際(身体障害者と動物介在療法;うつ病性障害へのアニマル・セラピーの効果;精神科病棟におけるアニマル・セラピー;アルツハイマー型老年痴呆への動物介在活動の効果;ターミナルケアにおける動物介在活動;高齢者福祉施設の居住者と動物介在活動;性的虐待と動物介在治療法;刑務所における動物介在療法)
第3部 動物の飼育をめぐる諸問題(子どもの発達と動物の存在;動物の飼育と「ペット・ロス(喪失)症候群」)
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著者等紹介

岩本隆茂[イワモトタカシゲ]
1959年北海道大学文学部哲学科実験心理学専攻課程卒業。1962年北海道大学大学院文学研究科博士課程(心理学)中退。1986年北海道大学文学部教授(評議員、学生相談室長などを歴任)。1996年北海道大学名誉教授。1996年北海道医療大学看護福祉学部教授(基礎臨床心理学講座)、現在に至る

福井至[フクイイタル]
1982年早稲田大学第一文学部心理学専攻卒業。1989年早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程心理学専攻単位取得退学。1990年札幌大学女子短期大学部講師、助教授。1996年北海道浅井学園大学人間福祉学部助教授、現在に至る。博士(人間科学)
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