内容説明
麒麟は至治の世にしか姿を見せぬ動物である。信長は、実名とは関係のない「麟」の字に平和の代への願望を託し、自らの花押とした。発生から、執権北条氏、戦国大名、近現代の政治家まで、花押を読み解く前人未踏の試み。
目次
1 花押小史―類型の変遷を中心に
2 裏返し文字の花押
3 一字の花押
4 二合の花押
5 執権北条氏の花押について
6 十六世紀の武家の花押
7 近現代の花押
麒麟は至治の世にしか姿を見せぬ動物である。信長は、実名とは関係のない「麟」の字に平和の代への願望を託し、自らの花押とした。発生から、執権北条氏、戦国大名、近現代の政治家まで、花押を読み解く前人未踏の試み。
1 花押小史―類型の変遷を中心に
2 裏返し文字の花押
3 一字の花押
4 二合の花押
5 執権北条氏の花押について
6 十六世紀の武家の花押
7 近現代の花押
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