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出版社内容情報
20世紀の学問と思想の世界における三大巨星，クーン，ハイデガー，フーコーが提起した概念や方法.見解を大胆に拡張し融合させて独自の科学論の構築を目論む。
内容説明
２０世紀の思想世界における三巨星：クーン、ハイデガー、フーコーが提起した概念や方法・見解を大胆に拡張し融合させ独自の科学論を構築する。
目次
第１章 序論―知識と権力
第２章 実践としての科学―クーンに対する２つの読み方
第３章 解釈とは何か―普遍的解釈学への２つのアプローチ
第４章 ローカル・ノレッジ
第５章 実在論と反実在論を超えて
第６章 自然科学、人間科学、政治的批判
第７章 科学と権力
エピローグ―科学の政治哲学へ向けて
著者等紹介
ラウズ，ジョゼフ［Ｒｏｕｓｅ，Ｊｏｓｅｐｈ］
１９５２年生まれのアメリカの科学哲学者。オバリーン・カレッジを卒業後、ノースウェスタン大学大学院で修士号と博士号を取得。現在、アメリカのウェズレー大学教授として、「社会における哲学と科学」プログラムを担当。著書には、『知識と権力』のほか、『Ｅｎｇａｇｉｎｇ Ｓｃｉｅｎｃｅ：Ｈｏｗ ｔｏ Ｕｎｄｅｒｓｔａｎｄ Ｉｔｓ Ｐｒａｃｔｉｃｅｓ Ｐｈｉｌｏｓｏｐｈｉｃａｌｌｙ，Ｃｏｒｎｅｌｌ Ｕ．Ｐ．』１９９６年（『関与する科学―科学的実践を哲学的にいかに理解するか』）がある
阿曽沼明裕［アソヌマアキヒロ］
１９６５年広島県生まれ。京都大学理学部卒業、広島大学大学院社会科学研究科博士課程中退、筑波大学大学院研究センター助手を経て、現在、名古屋大学大学院教育発達科学研究科助教授（高等教育論）。博士（学術）、共著に「大学教授職の国際比較」「通史 日本の科学技術 国際期」
網谷祐一［アミタニユウイチ］
１９７２年京都府生まれ。広島大学総合科学部卒業。現在、京都大学大学院文学研究科（科学哲学科学史専修）修士課程在学中。主な論文に「種概念の思考枠」（「生物学史研究」第６２号）
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