ゴシックの大聖堂―ゴシック建築の起源と中世の秩序概念

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  • サイズ A5判/ページ数 271,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784622012597
  • NDC分類 523.045

出版社内容情報

キリスト教が様式に及ぼした影響を、シャルトル大聖堂で例証する。

1985年初版

2002秋基本図書限定復刊-2002年10月下旬刊

内容説明

西欧中世の文化を具体的に代表し、その気高さと偉大さをここを訪れる現代の人びとに伝達させずにはいないゴシックの大聖堂―それはしばしば「凍れる音楽」ともいわれている。この書は、この卓越した新しい創造物をつくり出した意志とエネルギー、そしてその最初の結晶にまで導いたプロセスに焦点をあて、その創造に関与した一人の天才の姿を生き生きと再現する。

目次

第1部 ゴシックのデザインと中世の秩序概念(ゴシックの形式;尺度と光)
第2部 ゴシックの誕生(サン=ドニのシュジェ;新しい教会堂;サンス大聖堂とシャルトルの西正面)
第3部 達成(聖母の宮居;シャルトル大聖堂)

著者等紹介

ジムソン,O.フォン[ジムソン,O.フォン][Simson,Otto von]
1912年ドイツで生まれる。ミュンヘンで学んだのち1939年に渡米して合衆国の各地の学校で教鞭をとる。1945年シカゴ大学助教授、1947年同準教授、1951年同教授。第2次大戦後はフランクフルト・アム・マイン大学の客員教授に迎えられてドイツに帰り、その後ユネスコのドイツ代表団の一員としてパリで活躍。1964年にベルリン自由大学美術史研究所の教授に招聘されてその所長を務めた。その後定年を迎えて退職。1993年歿

前川道郎[マエカワミチオ]
1931年、大阪に生まれる。1954年、京都大学工学部建築学科卒業。同大学院博士課程学修。京都大学教養部教授を経て、九州大学工学部教授。京都大学名誉教授。九州大学名誉教授。工学博士。2000年歿
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