出版社内容情報
【内容】
哲学の本質は「絶対者」を知ることにある、とドイツ観念論は説く。では「絶対者=神」とは一体どのような存在か。神は永遠の光芒なのであろうか。無を獲得したわれわれが経験しうる神とは何であろうか。
【目次】
絶対者は思惟のうちにあらわれるか
1 思想史篇
カントの宗教論
無神論論争
有限と無限
-あるいはヤコービとヘーゲル-
自由と遊戯
-シェリングにおける「神と無」の問題-
批判する知と絶対知
-ガイストに対するカントとヘーゲル-
ニヒリズムの萌芽
-ヤコービとその周辺-
2 現代展望篇
現代技術と神
宗教批判の行方
内容説明
神は永遠の光芒か。哲学の本質は「絶対者」を知ることにある、とドイツ観念論は説く。では「絶対者=神」とは一体どのような存在か。無を獲得したわれわれが経験しうる神とは何か。
目次
絶対者は思惟のうちにあらわれるか
1 思想史篇(カントの宗教論;無神論論争;有限と無限―あるいはヤコービとヘーゲル;自由と遊戯―シェリングにおける「神と無」の問題;批判する知と絶対知―ガイストに対するカントとヘーゲル;ニヒリズムの萌芽―ヤコービとその周辺)
2 現代展望篇(現代技術と神;宗教批判の行方)