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Minerva現代経済学叢書
戦後日本の中小企業金融

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  • サイズ A5判/ページ数 270p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623037711
  • NDC分類 338.63
  • Cコード C3333

出版社内容情報

【内容】
中小企業と地域経済再興をめざして――
日本経済の持続的成長を保証する金融システムのあり方を探る。
日本経済を担う量的ウェイトの大きい中小企業の持続的成長を可能にする金融システムのあり方を模索し、今後の中小企業の金融制度、信用秩序のあり方を提示する。

【目次】
はしがき
序 本書の課題と方法
 I 戦後日本における中小企業金融の展開
1 高度成長期の中小企業金融(1)
2 高度成長期の中小企業金融(2)
3 低成長経済への移行と中小企業金融
4 金融自由化の展開と中小企業金融
5 バブル経済と中小企業金融

 II 21世紀における中小企業金融
6 バブル経済の崩壊と中小企業金融
7 金融ビッグバンと中小企業金融
8 金融のグローバル化と協同組織金融
終 望ましい金融システムの構築に向けて
あとがき
索 引

内容説明

戦後、日本では中小企業が重要な位置を占め、中小企業基本法をはじめ、さまざまな政策の展開により、独自の中小企業金融が成立した。しかしいま、日本経済は行き詰まり、規制緩和やグローバル市場化のなかで、中小企業と金融システムが疲弊している。本書では、日本経済を担う量的ウェイトの大きい中小企業の持続的成長を可能にする金融システムのあり方を模索し、今後の中小企業の金融制度、信用秩序のあり方を提示する。

目次

第1部 戦後日本における中小企業金融の展開(高度成長期の中小企業金融(融資集中機構;「窓口指導」と中小企業金融)
低成長経済への移行と中小企業金融
金融自由化の展開と中小企業金融
バブル経済と中小企業金融)
第2部 21世紀における中小企業金融(バブル経済の崩壊と中小企業金融;金融ビッグバンと中小企業金融;金融のグローバル化と協同組織金融)
望ましい金融システムの構築に向けて

著者等紹介

斉藤正[サイトウタダシ]
1950年生まれ。1974年大阪市立大学商学部卒業。大阪市立大学大学院経営学研究科後期博士課程を経て、現在、駒沢大学経済学部教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。