内容説明
瓦版の時代から新聞草創期、テレビ時代そして、現在のブログまで、日本のメディアシステムの興亡を丹念に追う。われわれがなすべきメディアとの関わり方を示す。
目次
序章 夜明け前―瓦版から「新聞」へ
第1章 新聞記者の原風景―崩壊するジャーナリスト像
第2章 日本型新聞システムとは何か―膨らんだ大企業の自意識
第3章 記者クラブとは何か―記者クラブと日本型デモクラシー
第4章 編集理念―不偏不党の成立とは何だったか
第5章 巨大化志向の日本メディア産業―日米比較の視点
第6章 テレビと第四の権力―テレポリティクスの台頭
終章 オンライン・ジャーナリズムの可能性
著者等紹介
柴山哲也[シバヤマテツヤ]
1970年に朝日新聞記者となり大阪本社、東京本社学芸部、『朝日ジャーナル』編集部、戦後50年企画本部などに25年間勤務。退職後、ハワイ大学日本学研究センター客員研究員、米国立・イースト・ウエスト・センターVisiting Fellow、国際日本文化研究センター客員教官、京都大学大学院経済学研究科非常勤講師、京都女子大学教授などをへて、現在、現代メディア・フォーラム代表。専門はメディア産業論、比較ジャーナリズム論、情報文明論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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