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出版社内容情報
『図書館の街 浦安』から4年、若き女性副館長の死と“本の森”建設まで、「良い図書館とは、良い図書館員とは」の理想を求めて活動する図書館員たちの姿を描いたドキュメント。
内容説明
副館長・菅まゆみの壮烈な癌とのたたかい、業務の停滞―浦安の危機を感じて再び館長に返り咲いた著者を待っていたものは―。1983年にオープンした浦安図書館は貸出し冊数500万冊突破の最短記録をつくり、44万冊収蔵可能の〈本の森〉棟を落成するなど、いま記録ずくめのめざましい偉業を更新中である。地域の発展や文化、コミニュケーションに図書館がいかに有効で望ましいか、本の収蔵が文化遺産としていかなる意味をもつか。「良い図書館とは、良い図書館員とは」の理想を求めて、明確な意識と使命感に燃える図書館員たちのなまの活動を,著者は熱い筆致で綴る。
目次
1 県立図書館での1年間(新しい同僚たち;館外奉士課の仕事 ほか)
2 再び浦安へ
3 北海道にて(小平の図書館;菅さんの体調 ほか)
4 昭和61年秋
5 開架書庫ができる(美浜分館の誕生;公立図書館の書庫;図書館法起草者の来館 ほか)