出版社内容情報
日本人が暦をどのように考えどのように生活にとり入れてきたか。誤解・迷信を批判しつつ楽しくつづる。 目次 お日柄の話(吉日と凶日/暦に大安とでていても) 昔のお日柄 暦注批判いろいろ 異色暦注と非暦注(彼岸のこと/節句と中元【ほか】)時刻について
内容説明
日本人が暦をどのように考え、どのように生活に取り入れて来たか、豊富なエピソードをまじえ、大安・仏滅など暦にまつわる誤解・迷信を批判しつつ、楽しくつづる暦のはなしあれこれ。
目次
1 お日柄の話
2 昔のお日柄
3 暦注批判いろいろ
4 異色暦注と非暦注と
5 実説余話
6 時刻について
7 暦の基礎知識
旧暦よさようなら
感想・レビュー
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わ!
0
面白い!何が面白いと言って、暦の話をする以上、占いじみた迷信の話が付きまとう。例えば「大安」は全てにおいて吉で、先勝は午前が吉で午後が凶だとかいう風にだ。しかしこの著者の内田正男さんは、どうやら迷信が大嫌いの様で、暦注の解説をしながらも「こんなくだらない話は、そろそろ切り上げて…」と別の話へ移ってしまうのである。いや…確かに暦注は迷信だろうが、中にはそれを信じて読んでいる読者もあるであろうに…「くだらない」と一蹴されてしまうと、やっぱり「えぇ~?( ̄◇ ̄;)」という感じになってしまうのではないだろうか。2017/03/06