出版社内容情報
中国文化研究の進展めざましい米国学会と日本の気鋭の研究者たちによる,道教をテーマに開催された「日米道教研究会議」のレポートと討論の記録。 目次 中国における道教の歴史的概観 老子における存在「日米道教研究会議」経過報告【ほか】
内容説明
「日米道教研究会議」の成果をふまえ、漢代から宋・明まで、哲学・思想・文学・宗教学など、さまざまな角度から道教を考察する刮目の論集。
目次
中国における道教の歴史的概観―分類と用語法の問題に関する考察
老子における“存在”―存在論的観点からの哲学的分析
初期タオイズムにおける瞑想の諸階梯についての文献的記述
老子出関の物語と道士の叙階
老君説一百八十戒における道教と仏教
李弘と弥勒―天師道の改革と中国仏教における救世主信仰の成立
六朝における仏道論想と『列仙伝』の伝承
〓〓太子考
中国の中世初期における鬼神観と官僚制―道教の宇宙論における六天について
道教斎壇の構造と機能〔ほか〕
-
- 和書
- 神社 日本史小百科