体験的官僚論―55年体制を内側からみつめて

体験的官僚論―55年体制を内側からみつめて

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  • サイズ B6判/ページ数 383,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784641075993
  • NDC分類 317
  • Cコード C1031

内容説明

戦後の飛躍的成長を支えてきた「優秀」といわれる日本の官僚たち。―その発想と行動様式はどのようなものなのか。政策決定への関与の変遷を探るなかで、その功罪を点検するとともに、21世紀に期待される新たな官僚像を提起する。体験に裏打ちされた傑出の官僚論。

目次

第1章 国士型官僚が果たしてきた役割―1945~60年代後半
第2章 55年体制の確立とリアリスト官僚の登場
第3章 55年体制下における政治家と官僚―「党高政低」現象をいかに理解するか
第4章 55年体制下の政策意思決定―日本の政治・経済・社会にもたらした影響と対応措置
第5章 55年体制のもたらしたもの―一部キャリア官僚の腐敗と堕落
第6章 日本の官僚の思考と行動様式
第7章 21世紀に期待される官僚とその資質

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kenji Suzuya

1
官僚を、強烈な理想を抱きその実現に邁進する国士型官僚と、現実を所与として利害調整によって政策を進めんとするリアリスト官僚とに分けて論ずる。後者は特に55年体制の産物であり、既に限界が来ていると主張する。ところで本書においては、単に法令や制度を作るだけで満足せず、執行の現場で不具合がないようにすることまでを考えたうえで法令や制度を作ることが今後は特に求められているということが、無謀で実現不可能な戦略を立てた旧日本軍参謀との対比で語られており、興味深い。2016/07/03

rich forever3

0
あー疲れた。さっぱり分からん。2012/09/09

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