内容説明
ペリー艦隊の来航にはじまり、近代日本の原型が形成される動乱の時代。西欧の国際社会に組み込まれる過程のなかで、日本はいかなる近代を模索し構築を始めたのか。さまざまな視点から描き出す、近代日本誕生の諸相。
目次
開国と幕末の動乱
1 動乱の中の信仰
2 動乱の時代の文化表現
3 「武威」の国―異文化認識と自国認識
4 徳川の遺臣―その行動と倫理
5 明治維新とアジアの変革
著者等紹介
井上勲[イノウエイサオ]
1940年山口県生まれ。1964年東京大学文学部卒業。1973年学習院大学文学部助教授を経て現在、学習院大学文学部教授
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