茶ともてなしの文化

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茶ともてなしの文化

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  • サイズ B6判/ページ数 244p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784757141254
  • NDC分類 383.8
  • Cコード C0030

内容説明

ヨーロッパ近代史に多大なる影響を与えた茶の湯文化。その「もてなし」の心が21世紀に秘める可能性を探る。

目次

序章 日本の茶のルーツ、その謎に迫る
第1章 茶のグローバル化―文化としての茶、健康飲料としての茶
第2章 英国紅茶文化の成立を再考する
第3章 戦後大きく変貌した家庭と紅茶
第4章 日本の「茶の間」は甦るのか
第5章 日本の人間関係主義を考える
第6章 ホスピタリティーが二十一世紀の平和な世界を創る
終章 茶の文化と人間関係を大切にする生き方

著者等紹介

角山榮[ツノヤマサカエ]
1921年、大阪生まれ。1945年、京都帝国大学経済学部卒業。和歌山大学経済学部教授、同付属図書館長、同経済学部長を経て、同大学長となる。1982年より京都大学人文科学研究所教授を併任。堺市博物館長、和歌山大学名誉教授、社会経済史学会顧問、経営史学会顧問。専攻は経済史、とくにイギリス近代経済史。またお茶や時計といった身近なモノの生活史、社会史の研究を通じ経済史研究に新しい分野を開拓する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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kaizen@名古屋de朝活読書会

81
茶の心。ふれあいともてなし。 茶の間をはじめ、お茶にまつわるさまざまな切り口。 参考文献豊富。 本書を読んで、お茶で一番大事なことを忘れていることに気が付きました。2014/06/08

RYU

1
お茶。ほんまに深い。その広がり、その奥行き。お茶はアジアからヨーロッパ、そして世界に伝えられていった。単に新たなお茶という飲み物を紹介しただけでなく、もてなしの精神をも伝えていった。現代の日本文化、食生活にも思いをはせることのできる良著。お茶の精神をもっと知りたい。2011/08/14

のんき

1
お茶関係の本として読み始めたのだけど、確かにそうなのだけど、妻に先立たれたひとり暮らしの寂しさを解消する可能性を、人と人とを繋ぐ文化としての茶の復権に見いだしたいとする切実な心情が綴られた本でした。2009/09/05

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