内容説明
人格の変容までも含めた性格理解の基本問題を論述し、アセスメントのために不可欠な留意点、倫理問題等を提示。さらに代表的な技法を平明に解説した上で個別の状態像に即し主要な診断法の特質を明らかにする。
目次
1 総論(総論 性格の理解)
2 性格理解の基礎理論(なぜ性格を理解するのか;どういう次元で性格を理解するか―事例による検討;性格理解の条件)
3 性格理解の諸技法(行動観察;面接;筆跡;描画;作業法;投影技法のテスト・バッテリー)
4 対象領域別性格理解の実際(質問紙法検査による神経症の理解;箱庭療法による登校拒否児の理解;ロールシャッハ・テストによる境界例の理解;ロールシャッハ・テストによる治療前と治療後の状態像の比較;TATによる家族力動の理解;犯罪・非行者の人格理解をめぐる諸問題―あるケースの分析から)
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- 和書
- 精神の哲学者ヘーゲル