台湾における一党独裁体制の成立

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台湾における一党独裁体制の成立

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  • サイズ A5判/ページ数 491,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784766413267
  • NDC分類 312.224
  • Cコード C3031

出版社内容情報

国共内戦に破れ、台湾に撤退した国民党は、なぜそこで独裁体制を敷くことができたのか。蒋介石による領袖独裁型統治確立のための政治戦略を中心に詳細に分析した、スリリングかつ画期的な論考。

内容説明

国共内戦に敗れ、台湾に撤退した国民党は、なぜ台湾で強固な独裁体制をもって復活することができたのか。蒋介石による領袖独裁型党治の確立のための政治戦略を中心に詳細に分析した、スリリングかつ画期的な論考。数多い現地での資料収集とインタビューの成果を盛り込んだ、現代台湾政治史研究に新しい地平を切り開く一冊。

目次

序論 時空の境界を超えた視角から
第1章 中国国民党の「改造」
第2章 中央の党政関係
第3章 党による地方統制
第4章 党と軍
第5章 党と特務組織
第6章 土地改革政策の決定過程
終章 結論

著者等紹介

松田康博[マツダヤスヒロ]
防衛庁防衛研究所主任研究官。1965年北海道生まれ。1988年麗澤大学外国語学部中国語学科卒業。1990年東京外国語大学大学院地域研究研究科修士課程修了。1997年慶應義塾大学大学院法学研究科後期博士課程単位取得退学。2003年博士(法学)取得。1992年防衛庁防衛研究所助手を経て、1999年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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