内容説明
本書は、英語の語彙学習・習得・指導法についての理論を包括的に扱い、実用的な指導法の例が数多く示されている。現場の英語教師には、語彙と４スキルアップ達成のための具体例、また語彙指導の研究者にとっては、先行研究の概要の宝庫として、実践面での役に立つ好著である。
目次
１ 語彙学習の目標
２ 単語を知ること
３ 語彙を教えることと説明すること
４ 語彙およびリスニングとスピーキング
５ 語彙と読み書き
６ 語彙の特殊化した使用
７ 語彙学習方略と文脈からの推測
８ 単語の学習方略
９ チャンク化とコロケーション
１０ 語彙知識と使用能力のテスティング
１ 言語コースの語彙コンポーネント設計
著者等紹介
ネーション，Ｉ．Ｓ．ポール［ネーション，Ｉ．Ｓ．ポール］［Ｎａｔｉｏｎ，Ｉ．Ｓ．Ｐａｕｌ］
ニュージーランド・ウェリントンのビクトリア大学教授（応用言語学）。語彙教育と語彙学習の研究分野における第一人者である。現在の研究プロジェクトはコンピュータ化された語彙サイズテストの開発である
吉田晴世［ヨシダハルヨ］
大阪教育大学英語教育講座教授。米国カンザス大学大学院（英語教育学）修了。摂南大学助教授などを経て、現職。専門は英語教育学（ｅ‐Ｌｅａｒｎｉｎｇ，語彙学習）
三根浩［ミネヒロシ］
同志社女子大学学芸学部教授。同志社大学大学院（心理学）修了。就実短期大学専任講師、就実女子大学助教授、同志社女子大学短期大学部助教授を経て、現職。専門は心理学、教育工学
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
