内容説明
何が家族を救うのか。近隣とのつながりを失い、崩壊の不安にさいなまれる現代アメリカの家族。開拓期から現在に至るまでの歴史を振り返り、「新たな家族像」を模索する動きを生き生きと伝える渾身の書き下ろし。
目次
第1章 開拓者一家とピューリタン家族
第2章 ワン・ビッグ・ファミリーとしてのスモールタウン
第2章 今日のアメリカ家族の原像―1950年代の家族
第4章 高度管理社会の家族
第5章 人種や宗教を超えて―多民族社会の家族
第6章 家族が破局に至るとき
第7章 「新たな家族像」の創出