環日本海叢書<br> 東北アジア史の再発見―歴史像の共有を求めて

個数:
  • ポイントキャンペーン

環日本海叢書
東北アジア史の再発見―歴史像の共有を求めて

  • 古〓 忠夫【編】
  • 価格 ¥2,530(本体¥2,300)
  • 有信堂高文社(1994/05発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 46pt
  • 出版社からのお取り寄せとなります。
    入荷までにおよそ1~3週間程度かかります。
    ※商品によっては、品切れ等で入手できない場合がございます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷までの期間】
    ■通常、およそ1~3週間程度

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆上記期間よりも日数がかかる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆品切れ・絶版等により入手できない場合がございます。
    ◆品切れ・絶版等の確認に2週間以上かかる場合がございます。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • 店舗受取サービスはご利用いただけません。

  • サイズ B6判/ページ数 247p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784842095233
  • NDC分類 220
  • Cコード C3321

内容説明

ロシアから見れば真冬でも凍らない暖かい南の海、朝鮮の人々は東の海と呼び、中国吉林省からはわずか一五キロメートルの陸地が遮り、日本では鈍色の荒波が通念としてまかり通る、―これが日本海である。この海が今、交流の海へと変容を遂げはじめた。そして、この海を囲繞する地域が世界的に脚光を浴びている。ここをやみくもな算盤勘定の犠牲にすることなく、世界でも屈指の真実人間と自然のすみかとするために、国内外の各方面とつねに理念を交換しつつ、東西問題と南北問題が重層するこの海の歴史を反転させ、環日本海地域がボーダーレス時代の世界秩序の原点になることをめざす。

目次

序論 環日本海地域の歴史像―歴史認識の共有空間拡大のために
1部 やわらかな支配の7~8世紀―冊封関係モデル(渤海の対日本外交への理路;奈良朝政治事件と東北アジアの国際環境;歴史教育の課題としての東アジア史像)
2部 覇権争奪の19~20世紀初期―近代国家形成競合モデル(近代日露関係史のなかの越後人;「シベリア出兵」期における『浦潮日報』;1910年代のモンゴル在留日本人;中東鉄道をめぐる中ソ関係)
3部 侵略と遮断の20世紀―日本植民地・冷戦構造モデル(日本の朝鮮支配と韓国国史教科書;韓国経済と脱植民地化過程;地域史としての「中国東北」の再発見;ソ連社会主義下のロシア極東)