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内容説明
LD・ADHDってどんな障害なの?気になる子どもの発達のアンバランスをどう理解し、保育の見通しをどう立てたらよいのか。日々、奮闘している保育者や保護者のかたがたに。
目次
第1章 LD・ADHDとはどういう障害か(LDということばはまだ新しい;LD(学習障害)の定義 ほか)
第2章 LD・ADHD周辺群の子どもたち(ADHDの治療法と副作用;注意散漫や多動は障害の症状 ほか)
第3章 発達のアンバランスをどう理解するか(右脳優位は動作性優位;ことばのレベルに視点をあてる ほか)
第4章 生きる力の弱さをどう理解するか(自律神経の働きの問題;情緒が不安定 ほか)
第5章 気になる子どもたちを保育の中でどう指導していくか―一般的な原則として(子どもの発達や障害の特徴を正しく理解する;診断名にこだわらない ほか)
著者等紹介
丸山美和子[マルヤマミワコ]
仏教大学・社会学部社会福祉学科助教授。広島大学教育学部卒業、大阪教育大学大学院修士課程修了後、東大阪市教育研究所研究主事として発達相談・研究に従事。1998年から、仏教大学に勤務
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Takao
2
2002年10月25日発行(2006年10月1日、第11刷)。著者の『子どもの発達と子育て・子育て支援』と同じ講演会から書籍化したもの。講演の中からLD・ADHDに絞ったのだろう。保育者や保護者が気をつけることも示されている。LD・ADHDといっても、一人一人の子供によって現れ方が異なる。一人一人の子供をよく捉えることが大切。最後の章で、指導上の一般原則として、「基本的安全感」を大切にすることが述べられていた。言い換えれば自己肯定感だと思うが、これはどの子に取っても必要なことだ。2022/06/25
るんるん
2
新学期に向け再読。わかりやすい。2013/04/01
Kちゃ。
0
わかりやすかった。利き手や利き目の話などは実際自分でしてみた。ボランティア先にも気になる子がいるので様子を見つつ関わっていきたい。2017/10/08
oko
0
読み落としていた丸山先生の本(一昨年58歳で急逝…) これは保育者向け 保育園で…園児と過ごす仕事をしている人は全員こういう勉強をしなければならないと思うけど 難しいだろうな 実際、保育者の偏見や心ない発言で傷ついている親御さん、子どもたちを何人も知っている ダメ、できない、遅れてる…等々、いらない言葉だらけ!! 昔はそんな名などなかったこの手の発達障害が名付けられて増えたように感じるのか、そもそも増えているのか知らないけど、そんなことより、ひとりひとりの子どもはみんな違って、一緒くたにはでき2013/01/05