内容説明
日中両国の近代化における差異はどこからきたのか?その比較研究の中から、世界史的現象といわれる近代日本の急速な発展過程を解明する。現代日本の急激な変化とその結果とを反省を含めて客観的に捉えた注目の書。
目次
第1章 文化形式より見た近代化の前提
第2章 近代化の対象―幕藩体制と清朝
第3章 学術・思想面における前提
第4章 近代国家にかんする知識の流入とその影響
第5章 統一国家の成立と近代国家への模索
第6章 近代国家を求めて
第7章 経済の近代化―土地と資本
第8章 「近代化」のモデル・ケース―日本