フマニタス選書<br> 日本の近代化―中国との比較において

フマニタス選書
日本の近代化―中国との比較において

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  • サイズ B6判/ページ数 160p/高さ 19X13cm
  • 商品コード 9784893840493
  • NDC分類 210.58
  • Cコード C3021

内容説明

日中両国の近代化における差異はどこからきたのか?その比較研究の中から、世界史的現象といわれる近代日本の急速な発展過程を解明する。現代日本の急激な変化とその結果とを反省を含めて客観的に捉えた注目の書。

目次

第1章 文化形式より見た近代化の前提
第2章 近代化の対象―幕藩体制と清朝
第3章 学術・思想面における前提
第4章 近代国家にかんする知識の流入とその影響
第5章 統一国家の成立と近代国家への模索
第6章 近代国家を求めて
第7章 経済の近代化―土地と資本
第8章 「近代化」のモデル・ケース―日本

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぼの

0
日本と中国の近代化には違いがある1江戸時代から日本人の識字率が高い上に、蘭学など西洋の思想が少なからず輸入されていたこと2国内統一市場が形成できたこと3技術に限った近代化ではなかったこと統一国家の形成の上に近代国家が成立する。明治維新は統一国家の形成に貢献したのであり、近代国家の形成には直接影響を与えていない。

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