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パウル・クレーの芸術―その画法と技法と

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  • サイズ B5判/ページ数 250p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784925085366
  • NDC分類 723.345
  • Cコード C3070

内容説明

「大人の童話」を、作品の「画材と技法」その組合せを手掛かりに読み解いていく、新しいクレー論の試み。クレーの制作過程を具体例にした「絵画技法書」でもある。

目次

初期の線描画(1893年~1902年)
新たな線描画のジャンル「銅版画」の制作(1903年~1906年)
「ガラス絵」から明暗の“階調”へ
ミュンヘンにおける芸術家仲間との出会い―「青騎士」誌の画家たちと“キュビズム”との接触
チュニジア旅行
戦場に狩り出された画家たち
ふたたびミュンヘンにて―フランツ・マルク追憶
油彩画への道
ヴァイマールのバウハウスへ
「私が、私のスタイルなのだ」
バウハウス時代およびそれ以後の作画構成の主たるものの分類
ナチスの芸術政策とパウル・クレー
ベルンでの晩年の制作活動
1940年の制作―生と死の間にて

著者等紹介

西田秀穂[ニシダヒデホ]
1922年大阪生まれ。東北大学法文学部文学科卒、美学専攻。ドイツ・ボン大学美術史研究所にて西洋近代美術(カンディンスキー、ドイツ表現主義)を研究。以後7度にわたってミュンヘン、ベルンに長期滞在し、カンディンスキーおよびクレーの作品、遺稿を研究。現在東北大学名誉教授、文学博士
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