歴史政治学とデモクラシー

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 334,/高さ 21cm
  • 商品コード 9784000025362
  • NDC分類 312.3
  • Cコード C3031

出版社内容情報

ヨーロッパ政治史を研究してきた著者は、デモクラシーの正統性の危機という課題に向き合ってきた。これまでの理論研究の成果に、討議デモクラシーの意義と可能性を考察した新論文を加えて、著者の学問を集大成する。

内容説明

ヨーロッパ政治史を研究してきた著者は、デモクラシーの正統性をめぐる問題とたえず向き合ってきた。ドイツ・ワイマール期の外相シュトレーゼマンを分析した一九六三年執筆の論文、連合政治やネオ・コーポラティズムなど新たな政治現象を理論的に考察した論文など、長年の研究成果にくわえ、討議デモクラシーの意義と可能性に光をあてた新稿を収載して、著者の歴史政治学研究の軌跡をたどる論文集。

目次

第1章 歴史の中の討議デモクラシー
第2章 連合政治の理論的諸問題
第3章 ネオ・コーポラティズムの理論と現実―団体の新しい政治機能
第4章 歴史政治学とS・ロッカン
第5章 メイヤーの歴史的政治経済学について―もう一つの歴史政治学
第6章 国内政治家としてのシュトレーゼマン―適応と不適応の間

著者等紹介

篠原一[シノハラハジメ]
1925年生まれ。1950年東京大学法学部卒業。東京大学教授、成蹊大学教授を経て、東京大学名誉教授。専攻、ヨーロッパ政治史、政治学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品