内容説明
全国の高校で唯一の防災科として注目を集めた兵庫県立舞子高校環境防災科で長く防災教育プログラムの開発に携わってきた著者が、豊富な実践経験をもとに、これからの防災教育のあり方を語る。防災と教育の結びつきと相互作用が生み出す「防災教育力」とは?
目次
1章 防災教育力―防災教育が持つ不思議な力
2章 防災教育はなぜ広がらないのか
3章 防災教育の守備範囲
4章 語り継ぎ
5章 過去、現在の防災教育から未来の防災教育へ
6章 防災教育に関わろうとする教職員へのメッセージ
著者等紹介
諏訪清二[スワセイジ]
1960年生まれ。兵庫県立松陽高校教諭。全国の高校で唯一の防災科として注目を集めた兵庫県立舞子高校環境防災科の開設時(2002年)より科長を務め、長く防災教育プログラムの開発に携わってきた。インド洋大津波、四川大震災など海外の被災地で防災教育にも参加。東日本大震災をはじめとする国内外の被災地でも生徒とともにボランティアや被災者との交流に従事。防災教育の第一人者として各地で教育活動を行っている。文部科学省「東日本大震災を受けた防災教育・防災管理等に関する有識者会議」など、防災教育関連の委員を務める。2014年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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