岩波新書<br> ひとり親家庭

個数:
電子版価格
¥902
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

岩波新書
ひとり親家庭

  • 赤石 千衣子【著】
  • 価格 ¥1,012(本体¥920)
  • 岩波書店(2014/04発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 18pt
  • 提携先に在庫がございます【僅少】
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    (※複数冊ご注文はお取り寄せとなります)
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆複数冊をご注文の場合には全冊がお取り寄せとなります。お取り寄せの場合の納期や入手可否についてはこちらをご参照ください。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004314813
  • NDC分類 367.3
  • Cコード C0236

内容説明

日本社会において、ひとり親であるとはどのような状況なのか。なぜこうも生きづらいのか。彼女/彼らの苦境を放置することによって、この社会がこうむる影響とは何か。自らもシングルマザーとして三〇年以上、当事者に寄り添いつづけてきた著者が、現状の課題を整理し、ひとりで子どもを育てる人々の生活を豊かにする道筋を提起する。

目次

1章 ひとり親家庭の現在
2章 私たちも「ひとり親」
3章 スタートラインからの不利―ひとり親の子どもたち
4章 女性の貧困が子どもの貧困を招く
5章 パイが拡大しないひとり親支援
6章 求められる支援を考える

著者等紹介

赤石千衣子[アカイシチエコ]
しんぐるまざあず・ふぉーらむ理事長。1955年東京生まれ。非婚のシングルマザーになり、シングルマザーの当事者団体の活動に参加。その後婚外子差別の廃止や夫婦別姓選択制などを求める民法改正の活動、反貧困ネットワークにかかわる。反貧困ネットワーク副代表、社会的包摂サポートセンター運営委員。『ふぇみん婦人民主新聞』元編集長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みゃーこ

58
一人親になった事情によりそもそもの条件が違うのに一律に古い家父長制時代の価値観に「標準」モデルとして様々な施策を形成していることから様々な矛盾点が噴出してきている。子供は親を選べない。親の事情で子供が差別を受けることが奇妙にまかり通っている現行制度に誰もが疑問に感じるが実現可能性の高い根本的な解決法が未だ見いだされらにのは体制側の陰謀だろう。根本の願いは女でも男でも働いていても働いていなくて、子供が安心して育てられる社会の実現ではないだろうか。2014/11/24

どんぐり

50
約35%の母子世帯が年収100万円から200万円で暮らしている。正規職員のシングルマザーの平均年間就労収入が270万円であるのに対し、非正規の場合は125万円(2011年全国母子世帯等調査)。ひとり親家庭のシングルマザーとその子どもの置かれている状況はかくも厳しいものがある。ひとり親家庭に「“あるべき家族像”から逸脱した例外的な存在である」という見方をすることは、貧困家庭の子どもたちを社会全体がネグレクトし続けることに等しい。ひとり親家庭の現状をまず理解することから始めよう。2015/01/28

壱萬弐仟縁

31
貧困とは、生活成り立たない、食べていけない、安心できる住居がない、働く場所がない、社会的に孤立している、人間的な暮らしができないこと(v頁)。2011年のデータでは、父子家庭よりも母子家庭が多いことがわかる(6倍4頁棒グラフ)。非正規シングルマザーは低収入(14頁~)。シングルファーザーは子どもと接する時間少ない(70頁)。社会が片親支援仕組み不十分。派遣法改正の自公政権では、一生涯非正規の酷なもの。批判の矛先は悪法にあり。2015/10/08

無識者

19
日本の社会で一人親として生活をしていくのが非常に難しい。日本の場合性的役割分業を前提に社会構築している。女性は男性の家計補助的存在として扱われ、それが長く低賃金・非正規に固定してきた。又日本では正社員と言えば長時間労働が前提で、それが子育てと日ごとを両立しなければならない一人親に対して大きな障害になってきた。2016/08/17

たんたん麺

17
「ひとり親が根本的に望んでいることは、女も男も子育てと両立するような時間に働き子どもが育てられる賃金を得られること、人間らしい労働と暮らしが実現できることである。そのためには税や年金や社会制度が多様な生き方に対して平等である制度が必要である」ひとり親がどれだけ生きづらいか読んでいて憂鬱になりました。だが読まなければいけない。この社会では問題ができても助けてくれないしけっして他人事ではないのだ。ひとり親のための「救援ノート」の役目も果たしているし実用的でもあるのですばらしい本です。2014/06/22

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/8058452
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。