出版社内容情報
人と人のつながりを取り戻し、社会を変革していく「対話」とは、人間にとって何なのか。著者渾身の警世の書。
内容説明
個人の成長過程で、地域で、社会で、国家間で…あらゆる局面で、今いかに「対話」が喪われ、その結果何が起きているのか。逆に「対話」があれば、どんなことが可能になるのか。新しい視野が開け、何年もたってから大きな解が得られる対話とは、そもそも人間にとって何なのか。豊富な事例をもとに説く、渾身の警世の書。
目次
第1章 思い出の中の対話(最初の対話;知ることほど人生に楽しいことはない ほか)
第2章 対話に飢えた人びと―対話的研究会のはじまり(本当の話がしたい;添加物のない自然の水 ほか)
第3章 対話の思想―なぜ人間には対話が不可欠なのか(子どもの発達と対話;対話と人権 ほか)
第4章 対話を喪ったとき(沈黙の社会;対話を回避する社会 ほか)
第5章 対話する社会へ(民主主義の土台として;自分で考えるということ ほか)
著者等紹介
暉峻淑子[テルオカイツコ]
1928年生まれ。経済学者。日本女子大学文学部卒業。法政大学大学院社会科学研究科経済学専攻博士課程修了。経済学博士。日本女子大学教授、ベルリン自由大学、ウィーン大学の客員教授などを経て、埼玉大学名誉教授。NGO/NPO法人国際市民ネットワーク代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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