内容説明
エジプトへ、ウズベキスタンへ、シリアへ―不審な飛行記録と謎の豪華ジェット機の機体番号をもとに、執拗かつ綿密な取材とインタビューで、対テロ戦争の暗黒面を白日の下にさらして世界の注目を浴びたノンフィクション問題作。
目次
第１部 「拷問」行き航空便（黒服の男たち；戦争の霧―英国発の汚い爆弾という「自白」；マヘル・アラル；人違い―ドイツ市民、旅行でアフガニスタンの地獄へ）
第２部 エア・アメリカ（秘密工作―新生エア・アメリカを暴く；秘密工作―対アルカイダ隠密戦争）
第３部 揺り戻し（アイスマン；特殊な関係―タシケントの男；イタリア異聞；拷問をめぐる嘘―「レンディション」と法；拷問の現実政治）
著者等紹介
グレイ，スティーヴン［グレイ，スティーヴン］［Ｇｒｅｙ，Ｓｔｅｐｈｅｎ］
１９６８年、オランダのロッテルダム生まれ。オクスフォード大学で政治学、哲学、経済学を学んだのち、地方紙を皮切りにジャーナリストとしての経験を積む。サンデー・タイムズ紙で南アジア、ヨーロッパ特派員となり、タリバン政権下のアフガニスタン、コソヴォ紛争などを取材、９・１１同時多発テロ発生後はアルカイダとテロの背景を調査する。２００３年にフリーランスの記者として独立。イラク戦争の取材をきっかけに、ＣＩＡの国家間移送（レンディション）の調査を始め、２００４年５月にニュー・ステーツマン紙に「アメリカのグラーグ」と題して、ＣＩＡの秘密移送ネットワークを暴露して大きな話題を呼んだ。その後、ニューヨーク・タイムズ紙やニューズウィーク誌に寄稿、ＣＢＳの「６０ミニッツ」やＢＢＣなどの放送番組にも素材を提供している。２００２年、９・１１同時多発テロに関する調査報道でセンター・フォー・パブリック・インテグリティよりファイナリスト・アワード、「アメリカのグラーグ」によってアムネスティ・インターナショナル・メディア賞を受賞
平賀秀明［ヒラガヒデアキ］
１９５６年生まれ。早稲田大学卒業。中国通信社、共同通信社勤務を経て翻訳家に（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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メルセ・ひすい
yooou
