文豪・夏目漱石―そのこころとまなざし

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  • サイズ B5判/ページ数 142p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784022503312
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0090

内容説明

東北大学創立100周年記念、朝日新聞入社100年、江戸東京博物館開館15周年記念展公式ガイドブック。生涯、創作の裏側、愛した美とは。初公開資料も多数掲載。「文豪・夏目漱石」展覧会割引券つき。

目次

第1章 漱石が育った時代
第2章 異郷に降り立つ漱石
第3章 作家漱石の誕生
第4章 漱石が描いた明治東京
第5章 漱石山房の日々
第6章 晩年の漱石とその死
漱石文庫について

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さよならキダ・タロー・寺

27
出久根達郎の手紙本と香日ゆらの漱石4コマ漫画『先生と僕』を2巻まで読んで、にわかに漱石のミニブームが私に到来。この本は図版が多いビジュアル本なので手に取る。漫画で描かれた人物達の実際の写真を見る事が第一目的であったので、文章部分はざっくりとしか読まなかったのだが、漱石がいかに愛されている国民的作家かとわかる。こんな些細な事まで記録に残っているのか…と驚く。この本は東北大学にある漱石文庫の紹介も兼ねているのだが、漱石にゆかりの無い東北に資料があるのは、理由があるとは言えなんか惜しい気がする。2014/12/01

miyumiyu

20
読友さんの感想を読んで、気になった本。昔から大好きで何回も読んだ「坊っちゃん」についてのコラムは、興味深かった。貴重な写真もたくさん見ることができ、また、「坊っちゃん」や「吾輩は猫である」を読みたいと思った。2013/06/18

長谷川透

19
頁数は多くないが漱石の生涯が凝縮された一冊だ。生誕から養子時代、青年時代、留学時代、執筆活動を始めた千駄木時代、そして晩年を過ごした漱石山房時代の漱石の生きた姿が無駄なく収録されている。また、漱石の人間臭さ(癇癪持ち、厳格な父親、子煩悩、亡き子を歎く姿など)が垣間見れるエピソードも多く収録されており、漱石の著書を一通り読んできた読者には是非手にして欲しい一冊だ。当時の写真も充実しており、教科書や資料集でも馴染みのない漱石の写真がある一方、死の間際、床に伏せる漱石の姿などショッキングな写真も収められている。2013/03/20

雨巫女。@新潮部

11
私の家から、職場の間に、漱石先生が熊本に住んでいた家が、何軒もありました。ちなみに、職場の裏は、小泉八雲の住んだ家です。2011/02/03

katsu

2
2007年江戸東京博物館でに開催された、「文豪・夏目漱石」展のガイドブック。当時の風俗や漱石の趣味などが、カラー写真が豊富に掲載されている。 「文豪・夏目漱石」展には行けなかったので、もう一回開催してほしい。2008/05/11

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