鳥獣戯画の国―たのしい日本美術

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鳥獣戯画の国―たのしい日本美術

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  • サイズ A5判/ページ数 136p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784065188262
  • NDC分類 721
  • Cコード C0071

出版社内容情報

国宝「鳥獣戯画」をはじめ、動物たちを描いた絵画で見る、日本美術史。ユニークな視点で人気の著者による、新しい絵画の楽しみ方

内容説明

かわいい、愉快、どこかおかしい。動物が好き過ぎる!私たちの心にある、国宝『鳥獣戯画』の遺伝子。

目次

第1章 『鳥獣戯画』の楽しさ
第2章 『鳥獣戯画』の子どもたち
第3章 動物ものがたり
第4章 不思議と夢想―ウサギとキツネ
第5章 動物たちの心

著者等紹介

金子信久[カネコノブヒサ]
1962年、東京都生まれ。1985年、慶應義塾大学文学部哲学科美学美術史学専攻卒業。府中市美術館学芸員。専門は江戸時代絵画史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ままこ

101
遠い昔から可愛さと愉快さで人の心をわしっと掴んだ鳥獣戯画はレジェンド化され、その遺伝子は脈々と各時代に合わせて受け継がれているようだ。注釈・コラムも興味深く面白い。まさか浦島太郎が…。桃太郎の後に続く犬、猿、雉の覇気のなさがなんか笑える。シュールさがまた良いな。仕草も絶妙な兎、金魚、蛙、猫などポストカードにしたい絵が沢山あった。和めて楽しい味わい深い本。鳥獣戯画好きには特におすすめ。2021/01/04

美登利

79
本当に楽しかった!カラー写真もふんだんに使われており見るのもワクワク。解説もとても良かったです。人気の鳥獣戯画展、1度も行ったことがないけれど、この本を読んだら行きたくなるし、鳥獣戯画から生まれた「こども」作品も集めた展覧会があれば、なお一層日本画の奥深さを知る良い機会になるんだろう。著者の他の本も読んでみたい。生きているカエルは苦手な人が多いとは思うけれど、デフォルメされた絵はかなりの昔から人々を和ませ人気だったのだねとしみじみ感じます。2021/01/10

Nat

43
図書館本。とても良かった!オススメ!鳥獣戯画から発展して、その後の様々な動物の絵を紹介して解説している。歌川国芳の金魚たちや猫たちが可愛い!それ以外も解説を読みながら思わず見入ってしまうものが多かった。また、超番外編の変な生き物が横行する江戸の小説がどれも面白すぎる。特に「箱入娘面屋人魚」という作品は乙姫に飽きた浦島太郎が美しい鯉と深い仲になり子どもが生まれ、なんとその子が人魚だったというもの。そして、浦島太郎に捨てられた人魚のその後の波瀾万丈を描いた物語らしい。結末がどうなるか気になる。2023/08/27

シフォン

39
来年に延期になった鳥獣戯画展を楽しみにしたい。カエルやウサギの愉快な動き、人間みたいな動物たちの様子は実物がみたい。この本には、鳥獣戯画の模写や鳥獣戯画の遺伝子を受け継いだと思われる子孫たちなどいろいろ紹介されている。歌川国芳の金魚のドンちゃん騒ぎとか、猫の吉原とか庶民生活をおくっているのが面白い。河鍋暁斎のナマズは政治家で、猫は芸者、威張っている政治家も芸者には敵わないを表している風評画も興味深い。カエルの大名行列も楽しいな〜♪2020/12/03

ダミアン4号

35
実物をこの目で見たかった。全巻揃って見るチャンスあったのにコロナ禍で見に行く事が叶わなかった。通称“鳥獣戯画”正式には“鳥獣人物戯画”という。平安末期から鎌倉時代にかけ描かれた戯絵。甲、乙、丙、丁の4巻からなり作者は鳥羽僧正と伝えられているが不明。日本の伝統、文化、美術を研究した西洋の学者達は“風刺画”と解釈されたらしいが…やっぱりこれはファンタジー。おとぎの国で繰り広げられるカエル、ウサギ、サル達の物語。今や日本を代表する文化“漫画/アニメ”の原点ともいわれるこの絵巻。色褪せない魅力を今も放ち続けている2024/03/19

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