花の妖精―英国の花たち

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  • サイズ A5判/ページ数 351p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784072924686
  • NDC分類 726.5
  • Cコード C0098

出版社内容情報

妖精研究の第一人者、井村君江氏の完全翻訳本が完成! 英国現地取材も収録。妖精好き、英国の花、自然好き垂涎の1冊。

内容説明

「花の妖精」166編の画と詩を、妖精、英国文化研究の第一人者・井村君江氏が20年かけて全面新訳。当時の英国の自然や風習など、細かい解説をすべて書き下ろした。井村氏の子息で、英国在住の淳一氏が、シシリー・M.バーカーの生地であるクロイドン(ロンドン南西部)も現地取材し、美しい英国の自然をカラー写真で掲載。イラストビジュアル、研究本、英国ガイド本としても楽しめる、永久保存版。英語詩原文も完全収録は日本初。

目次





庭園
樹木
道ばた
アルファベット

著者等紹介

井村君江[イムラキミエ]
東京大学大学院比較文化博士課程満期退学(1965年)。ケンブリッジ大学、オックスフォード大学ヴィジティングスカラー。イギリス・フォークロア学会終身会員。専門は比較文学・比較文化研究、英国妖精研究、日本妖精研究。ケルト研究の第一人者。一万点以上の妖精関連絵画や書籍を福島市と地元宇都宮市の美術館に寄贈。明星大学名誉教授、福島県金山町の「妖精美術館」館長、栃木県宇都宮市の「うつのみや妖精ミュージアム」名誉館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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山猫

12
植物についてのとても詳しい解説や原詩がついているのはいいのだが、全体に研究論文ぽくて疲れる。やっぱり白石かずこ訳の方が読みやすい。2017/11/18

なむさん

6
ロンドンで出会える妖精まみれの本。描かれてから百年経っても色褪せず寧ろ輝きを増すような繊細なイラストをじっくりたっぷり思う存分味わえます。花のイラストも精巧で色が綺麗で忠実で、植物図鑑として使えそうです。本当にロンドンのその辺の道端や公園に咲いていた花ばかりで、夏に脇道のブラックベリーをむしって食べたり、春先に空中にふわふわ漂う花粉に喉をやられて咳が止まらなくなった事などが思い出されます。現地の図書館においてほしい。聖地クロイドンにはあったのかな。あと妖精のモデルの子供の写真が衝撃でした。妖精は実在した…2023/07/12

遊未

5
その昔、森永ハイクラウンチョコレートのおまけで、チョコレート好きのためコレクションができました。懐かしい絵がたくさん。文章も一応読みましたが、この本に関しては気ままに開き、開いたページの絵を楽しむのがベストかと思います。絵だけのミニ本があったような…そういった形で手元に置きたいものです。2020/09/22

まるめろ

4
花の妖精の絵が8項目に分けられて収録されている。絵の美しさや精密差は素晴らしいが、解説が読みづらかった。みな可愛らしい妖精たちだが、樹木の妖精たちが特に好み。2020/04/22

エミリー

3
花の妖精との出会いは刺繍の原画からでした。このシリーズの本は書店でいつも眺めるだけでしたが今回は即購入です。詩や絵は勿論のことお花の解説や原詩も載っていて堪能出来ます。以前購入した別の翻訳家の訳詩と並べて比較するのも楽しいです。2015/01/24

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