出版社内容情報
何かと批判の的となるスーパー公務員たちの赤裸な素顔。究極の格差社会で彼らはどう生きているのか。夫人をも巻き込んだ「裏・霞が関」の実態とは?
内容説明
天下り、渡り、談合、利益供与と、事あるごとに国民からは批判され、民主党からは蛇蝎のごとく嫌われた、彼ら官僚たちの赤裸な生態。国の中枢を担う「スーパー公務員」たちはいったいどんなことを考え、どのような日常を送っているのか?新聞等の報道ではさっぱり顔の見えてこない、その素顔と本音を描く。
目次
第1章 霞が関エスタブリッシュメント
第2章 官僚たちの婚活事情
第3章 夫人外交
第4章 官僚の妻たち
第5章 官舎という小宇宙
著者等紹介
横田由美子[ヨコタユミコ]
埼玉県生まれ。青山学院大学卒業。週刊誌、月刊誌などを中心に、主に政治、官僚、ビジネス、女性をテーマに記事を執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ひとまろ
6
官僚も大変なんだねぇ 特に面白かったのが官僚の婚活事情だ。 若い女性非常勤職員をゲットする習わしが 崩壊してしまって今や官僚の婚活事情は 崩壊してしまったらしい。 合コンや結婚相談書に精を出すも なかなか良縁に恵まれない男性官僚も続出。 普段うかがい知れない官僚の世界を垣間見た。 2013/12/25
友川サイコー
2
PCR検査を頑なに拒否する厚労省医系技官。そこに感じる怨念めいた情念!尾身某などは民主党の「事業仕分け」の生き残り。政界遊泳術に長けているはずだ。現在所属先に多額の予算措置。論功行賞に違いない!2020/08/05
おーね
2
読む前からそうだろうなと思いましたが明治からはじまった日本の政治。確かに優秀な人たちでなければ世界に退治できないだろうけれどもどうしてか権力などが高邁な思想を別の所にもっていってしまいます。死ぬ時に嗚呼幸せだったと思って死ねるのかしら。こんなに権力におもねっていて。2010/10/27
yurari
0
まるで週刊誌を読んでいるかのようだった。取り上げているテーマも官僚の婚活事情とか… 国を背負っている方々、その奥様方が大変な努力をしている事はよく分かった。しかし、彼らが官僚という道を選んだのは安定や出世以外に何があったのだろう?国を背負うという気概は無いのだろうか?あったとしても失われるのか?何だか残念な気持ちになってしまった。2013/07/24
arisaka
0
ここに登場するのは、当然のことながら真面目でマトモな官僚の方々。所属省庁や血筋によってヒエラルキーが決まっていたり、それなりに苦労もしてるみたいだけど、あんまり共感できないのは、遠い世界の話だからか。2012/05/29