出版社内容情報
コンゴの密林に幻の恐竜を探して――。カズオ・イシグロ絶賛の桁外れの探検記!
コンゴ川上流の湖に恐竜が棲息しているというピグミーの言い伝えに誘われて、英国人旅行記作家が全財産をなげうつ旅に出た。アメリカ人動物行動学者とコンゴ人生物学者を道連れに、賄賂を毟られても、下痢や呪術で死ぬ目にあっても、奥地へ、奥地へ――。カズオ・イシグロをして「とんでもない傑作」と言わしめた大旅行記!
内容説明
赤道直下、コンゴ奥地の湖に、幻の恐竜モケレ・ムベンベを探して。ピグミーの言い伝えに誘われて、英国人旅行記作家が全財産をなげうつ旅に出た。とんでもなく面白いアフリカ探検記。
目次
第1部 川をさかのぼる(ブラザビルの女占い師;テレ湖の恐竜モケレ・ムベンベ;サルたちの孤児院;科学研究省人民委員会の面接 ほか)
第2部 サマレの謎(ピグミーに会いたい;インプフォンドの修道士;モタバ川の奥へ;不穏な村マンフエテ ほか)
著者等紹介
オハンロン,レドモンド[オハンロン,レドモンド][O’Hanlon,Redmond]
1947年英国生まれ。オックスフォード大学文学部卒業。「タイムズ文芸付録」の編集記者を経て英国を代表する旅行記作家に。84年『ボルネオの奥地へ』(めるくまーる)でデビュー。『コンゴ・ジャーニー』は、カズオ・イシグロをして「とんでもない傑作」と言わしめた桁外れの探検記。書斎には、4歳のとき空から降ってきたツグミの卵の殻から、二十代で自殺した親友の足の指までが大切に収蔵されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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