内容説明
なぜ眠くなるのか、どうして夢を見るのか、どのくらい眠れば健康的なのか…睡眠をめぐる疑問はつきない。脳と眠りの関係、体内時計の働き、夢や金縛りなどのトピックから、人間にとっての睡眠の意味を解き明かす。さらに不眠症や過眠症の実像、うつ病と睡眠の関連など、睡眠と健康についてわかりやすく解説。長年臨床の現場に立ってきた第一人者が、最新成果を踏まえて、人間学的にアプローチする睡眠学入門の決定版。
目次
1 睡眠のメカニズム(睡眠とは;なぜ眠くなるのか;レム睡眠とノンレム睡眠;眠りの長さ;季節の変化と睡眠;朝型・夜型と体内時計;午後の眠気と昼寝;眠りと記憶と忘却;夢を見る仕組み;金縛りと寝ぼけ)
2 睡眠と健康(リズムの不調による慢性の睡眠障害;時差ぼけと交代勤務の科学;睡眠と感染症・肌荒れ・肥満;何が眠りを妨げるのか;不眠症のメカニズム;四つの睡眠障害;睡眠薬とのつきあい方)
3 睡眠とうつ病(心の疲れ・うつ病;うつ病のメカニズム;うつ病の予防と覚醒療法)
著者等紹介
内山真[ウチヤママコト]
1954年、神奈川県生まれ。80年、東北大学医学部卒業。東京医科歯科大学で精神科研修医。91年より現・国立精神・神経医療研究センター室長。92~93年、ヘファタ神経学病院睡眠障害研究施設(ドイツ)に留学、同センター部長などを経て、2006年より日本大学医学部精神医学系主任教授。専門は精神神経学、睡眠学、時間生物学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
えちぜんや よーた
フロッキー
gtn
ヨクト