出版社内容情報
日本語は、最初はどのような言葉で、その後どのように変化して今日の言葉になったのか。鎌倉時代にはじまる近代語、そして口語体も書かれるようになった明治以降まで、日本語の歴史をたどる。
内容説明
本書は、奈良時代から現代まで日本語がどのように変遷したかを明らかにしたものである。
目次
第1章 奈良時代
第2章 平安時代
第3章 鎌倉・室町時代
第4章 江戸時代前期(上方語)
第5章 江戸時代後期(江戸語)
第6章 明治時代以降
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サアベドラ
7
古代(奈良時代)から現代(明治以降)までの日本語の歴史を略述。各時代の音韻、文字(表記)、語法をまとめる。網羅的で日本語史の全体像をつかむのに適しているが、記述が教科書的で味気ない説明が延々と続くので読んでいてあまりおもしろいものではない。例文がほぼ文学作品のみというのもちょっと引っかかる。2013/06/19
ko-you
0
非常に分かりやすいです。時代による変遷が簡潔にまとめられています。古典文法や現代語の中にある、文法上のズレやゆらぎの原因も、これを読むと理解できます。国文法をより深く知りたい人におすすめします。2012/01/20