目次
序章 障害者雇用法制の発展と課題
第1章 韓国の障害者雇用制度
第2章 中国の障害者雇用法制
第3章 ベトナムの障害者雇用法制
第4章 タイにおける障害者雇用の現状と促進策
第5章 インドにおける障害者の雇用と法制度―判例と新法制定から
第6章 フィリピンにおける障害者雇用法制
第7章 マレーシアの障害者雇用と国際人権法
著者等紹介
小林昌之[コバヤシマサユキ]
アジア経済研究所開発研究センター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Akihiro Nishio
13
教育に続いて雇用関連の法律も学習。雇用の領域でも圧倒的トップランナーであるタイ、韓国。それに続くのが意外にも中国、ベトナム、インド。中国は素晴らしい法律を作っているが地方政府が法律を骨抜きにする規則を発令して運用されず。ベトナムでは関連法や細則が作られず。そのまま放置して廃案。公共部門での雇用に非積極的で、民間部門へ押しつけようという印象。教育では送れたインドだが公共部門での積極的な雇用が目立つ。弱者への雇用を保持しようという発想はカーストと親和性が高いのかもしれない。フィリピンは相変わらずダメダメ。2016/08/19