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人間の記録
渡辺貞夫―ぼく自身のためのジャズ

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  • サイズ B6判/ページ数 224p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784284700443
  • NDC分類 764.7
  • Cコード C0323

目次

第1部 モダン・ジャズとの出会い(出会いの前夜;秋吉敏子とコージー・クァルテット;ひたすらにジャズを求めて ほか)
第2部 ぼくとアメリカとモダン・ジャズ(ニューヨークの第一夜;ガレスピーとも共演;ボストン・ブロウ・アップ ほか)
第3部 ぼく自身のためのジャズ(スイングしない日本のジャズ;ヤマハ音楽教室の誕生;リー・コニッツからの手紙 ほか)

著者等紹介

渡辺貞夫[ワタナベサダオ]
1933~。栃木県生まれ。アルト・サックス・プレイヤー。18歳で上京後、秋吉敏子のコージー・カルテットをはじめ数々のバンドへの参加、バークリー音楽大学への留学等を経て、日本を代表するトップミュージシャンとして、ジャズの枠に留まらない独自のスタイルで世界を舞台に活躍。2005年“愛知万博”では政府出展事業の総合監督を務め、中でも自身のプロデュースによる公式イベントでは世界中から集まった子供達400人との、国境や文化を越えた歌とリズムの共演という長年の夢を実現させ、それらの活動は海外へ拡がる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しんすけ

15
1969年の荒地出版社版が初出。 全体の筆致が楽しそうでたまらない。執筆中はこの表紙のような表情で書いていたのだろうって、まさかそんなことがあるわけはない。 ただし題材になっている思い出は、楽しいことばかりなのだろう。生活費を工面するのに苦労もしているが、それも結果として楽しい思い出になっているようだ。 ぼくとジャズの付き合い方はナベサダとはかなり異なる。物心ついた1950年前後、海外から流れ込んできた音楽のすべてを、周りがジャズと言っていた。 映画「ベニイ・グッドマン物語」を観たのは小学三年生くらい。2020/12/21

1
本当に日本のジャズにとってかけがえのない人なんだとわかった。最後に登場する奥さまもとても素敵な方。演奏を聞いてみたいなぁ。2014/11/01

von-t

1
やはり凄い人です。2013/05/19

こめっしー

1
ナベサダの演奏を一回生で聴いたことがあって、それはもうすごく感動したから、どういう人生を歩んできたのか気になって、読んでみた。なるほどすごい人だ。2013/03/04

bluemint

0
60年代初頭アメリカに留学するが、その音楽生活状態が面白い。サックス一本でジャムセッションに誘われ親しくなれるミュージシャンたちがうらやましい。音楽・ジャズにかける真摯な情熱が読み取れる。師の秋吉敏子や林リリ子の厳しい指導が描かれているが、渡辺貞夫も若手の教育に熱心であり、魂は引き継がれている。奥さんが太っ腹で好ましい。2018/07/17

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