アルカイック宗教論集―ルーマニア・オーストラリア・南アメリカ

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  • サイズ A5判/ページ数 504,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784336056887
  • NDC分類 160.8
  • Cコード C0314

出版社内容情報

エリアーデ初期の小著二篇と、オーストラリアと南米の「未開」宗教についての研究の成果を収録。

20世紀後半の宗教学をリードしたエリアーデ。第二次大戦後、広く世界中に知られるようになるその学問は、1930年代に準備されていた! 初期の著作二篇と、オーストラリアと南米の「未開」宗教についての論文を収録。

【著者紹介】
1907年ルーマニア、ブカレストに生まれる。ブカレスト大学卒業後、1928年より3年間インドに滞在。帰国後は宗教学者として活躍をする一方で、小説『マイトレイ』を発表し小説家としても高い評価を得る。第二次世界大戦後、フランスに亡命。1956年にシカゴ大学に招かれ、翌年、教授に就任。1986年シカゴにて歿。翌年、編集主幹を務めた『宗教百科事典』がマクミラン社より刊行される。

内容説明

“聖”と“俗”の一体化の問題を、神話伝承や宗教的象徴のほか、ゲーテやバルザックなどの文学作品に探る『再統合の神話』、ルーマニアのフォークロアを研究した『棟梁マノーレ伝説の注解』、エリアーデ宗教学の特質を浮かび上がらせる“アルカイック宗教”研究の成果『オーストラリアの宗教』と「南アメリカの高神」の全4篇を収録。

目次

再統合の神話
棟梁マノーレ伝説の注解
オーストラリアの宗教
南アメリカの高神

著者等紹介

エリアーデ,ミルチャ[エリアーデ,ミルチャ] [Eliade,Mircea]
1907年ルーマニア、ブカレストに生まれる。ブカレスト大学卒業後、1928年より3年間インドに滞在。帰国後は宗教学者として活躍をする一方で、小説『マイトレイ』を発表し小説家としても高い評価を得る。第二次世界大戦後、フランスに亡命。1956年にシカゴ大学に招かれ、翌年、教授に就任。1986年シカゴにて歿

奥山倫明[オクヤマミチアキ]
1963年北海道生まれ。1996年東京大学大学院人文社会系研究科修了。南山大学教授・南山宗教文化研究所所長

飯嶋秀治[イイジマシュウジ]
1969年埼玉県生まれ。2005年九州大学大学院人間環境学研究科修了。九州大学大学院人間環境学研究院准教授

奥山史亮[オクヤマフミアキ]
1980年山形県生まれ。2011年北海道大学大学院文学研究科博士後期課程修了。日本学術振興会特別研究員

藤井修平[フジイシュウヘイ]
1986年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程

小藤朋保[コフジトモヤス]
1988年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科修士課程(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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roughfractus02

6
聖と俗は対立や背反するものではなく異なるものである。近代小説(ゲーテ、バルザック)がその再統合を行う舞台となるのは、文明化された世界が俗の水平軸に満たされ、聖の垂直軸は書物の中に移行したからだろう。著者はその統合を1930年代に「未開」と呼ばれた南アメリカ、オーストラリア、そして出身国ルーマニアのフォークロアに見出す。それは古代でも先史でもなく、今も神話の中に息づく宗教的始源(アルカイック)である。垂直軸と水平軸の統合である宗教は、文明化の流れを前景化する歴史にあっても消えず、潜在化し、別の場所に現れる。2021/07/14

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