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旧暦読本―現代に生きる「こよみ」の知恵

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  • サイズ B6判/ページ数 335p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784422230214
  • NDC分類 449.34
  • Cコード C0039

内容説明

旧暦と新暦の違いという基礎知識をふまえながら、二十四節気と七十二候、十干と十二支、十二直と二十八宿、六曜と九星、雑節と五節句、さらに地方暦やアジア・ヨーロッパの暦をくわしく解説。月と太陽、時刻制度と潮汐現象などの天文学的知識や貴重図版も多数収録した、古今東西の暦のすべてがわかる本。五年分の詳しいカレンダー「新暦・旧暦対照表」付き。

目次

旧暦と新暦―暦の基本単位が年・月・日である理由
編暦と改暦―新機軸の暦法でも太陰太陽暦が大原則
地方暦と官暦―江戸時代には各地で特色ある暦が作られていた
頒暦と略暦―二種類に分かれていた江戸時代の暦
アジアの暦とヨーロッパの暦―世界各地で数多くの暦法が考案・制定・破棄された
月と太陽―月は大空にかかったカレンダー
二十四節気と七十二候―「十五日ごと」と「五日ごと」の季節の指標
十干と十二支―六十干支の組み合わせで吉凶を占う
十二直と二十八宿―無限に循環する日の吉凶判断
六曜と九星―市販運勢暦の両横綱のカラクリ
時刻制度と潮汐現象―暦に刻まれる「時」と「潮」の流れ
雑節と五節句―現代に生きる年中行事の由来をよく知ろう

著者等紹介

岡田芳朗[オカダヨシロウ]
1930年、東京・日本橋生まれ。早稲田大学教育学部卒業。同大学大学院修了。女子美術大学教授、文化女子大学教授を経て、女子美術大学名誉教授。東京都新宿区文化財保護審議会会長。東久留米市文化財保護審議会会長。「暦の会」会長。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tsuchi(TSUCHITANI.K)

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詳しい。難しい。旧暦1日は、新月朔日、15日は、望月。「月遅れ」で季節に合う。雑節。上元、中元、下元。改訂新版がでてる2015/12/16

MIRACLE

0
江戸時代の暦を念頭に、旧暦(=日本の太陰太陽暦)とその暦注について、紹介した本。図表を多く掲載してある。天体の運行は、日数で割り切れない。しかし、暦は、天体の端数を、無理に年月日にまとめ上げる。そのため、暦の説明は、数字が飛び交い、難解になる。したがって、暦を解説した本は、大同小異で、しかも、読みづらい。発想の転換が必要。紀元節は、中国の古代思想「讖緯説(しんいせつ)」をもとに、逆算した空想の記念日。筆者は、建国記念の日の制定は、「後世の失笑を買う」とのべている(191頁)。2015/03/06

ぼいど

0
天文好きから派生した暦好きで、かつ歴史好きで落語好き、となるともうこーゆー本は大好物ですw所々にこだわり感がある(六曜や九星など、暦学からすると明治以降発生の迷信に分類されるものには厳しいよーで^^;)のは感じますが、それはさておき四季折々と暦のあれこれを想い浮かべながら読むだけで何となく幸せな気分になれますw ま、マニア向け感がありますが^^;そもそもこんな本を手に取るのはそれなりのマニアだろうと思えばそれはそれでいいと思うわけですw2014/07/16

メルセ・ひすい

0
8-25 赤84 分かりづらい? 巻末にオマケ 今後五年分の新暦・旧暦対応カレンダー   旧暦と新暦の違いという基礎知識を踏まえながら、二十四節気と七十二候、十干と十二支、地方暦やアジア・ヨーロッパの暦などを詳しく解説。天文学的知識や貴重図版も多数収録した、古今東西の暦の全てがわかる本。                 2007/02/20

kiki**

0
よくまとまってます2009/11/23

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