内容説明
世界中の多くの研究者が多方面から取り組んできた膨大な成果を、整理し、紹介する。基礎科学的にも臨床的にも柔軟性の解明を試み、身体部位ごとの構造や獲得法、傷害への対処法なども含め、エビデンスと理論を提示している。図・写真など多数。トレーナー、スポーツコーチ、スポーツ医学研究者などに必携の書。
目次
第1部 柔軟性の基礎科学(柔軟性とストレッチングの現代的概観;骨学と関節学の一般的原則;筋収縮に関わる構成要素:柔軟性を制限する因子;結合組織:柔軟性を制限する因子;軟組織の機械的・動的特性)
第2部 臨床的考察(柔軟性の神経科学;関節の過度可動性;リラクセーション;筋の障害と筋肉痛:原因と結果;柔軟性に関連する特殊な要素;柔軟性を高める上での社会的促進と心理状態)
第2部 ストレッチングの理論(ストレッチングの諸概念;ストレッチングのタイプと種類;ストレッチングについての議論とストレッチ論争;特定の集団に対するストレッチング)
第4部 部位別に見た柔軟性の関連要素(下肢と骨盤帯の解剖学的構造と柔軟性;脊柱の解剖学的構造と柔軟性;上肢の解剖学的構造と柔軟性)
第5部 特異的な適応(ストレッチングと柔軟性の機能的側面;ストレッチングエクササイズ)
著者等紹介
オルター,マイケル・J.[オルター,マイケルJ.][Alter,Michael J.]
元体操選手で、コーチおよび公認の体操審判員。フロリダ大学にて健康教育学修士を取得。現在は高校の歴史教師である。北米のカイロプラクティックの集会を含め、小児運動医学総会などの講師を務めている
山本利春[ヤマモトトシハル]
国際武道大学体育学部スポーツトレーナー学科教授、博士(医学)、JASA‐ATマスター。専門分野、コンディショニング科学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。