内容説明
「ドイツ・イデオロギー」「哲学の貧困」「コミュニスト宣言」は、同時代の、観念に終始する哲学への批判、心情中心の経済学への批判、および資本主義批判のための実践的宣言文であり、若きマルクスの三つの面貌を鮮やかに浮び上がらせる。
目次
ドイツ・イデオロギー(抄)(ドイツのイデオロギー;イデオロギーの本質;唯物史観の基礎;社会的分業;所有の歴史;コミュニズム―交通形式自身の産出)
哲学の貧困―プルードン氏の『貧困の哲学』への回答(一つの科学的発見;経済学の形而上学)
コミュニスト宣言(ブルジョアとプロレタリア;プロレタリアとコミュニスト;社会主義的な、またコミュニズム的な装いの読み物)
コミュニスト宣言序文(一八七二年のドイツ語版序文;一八八二年のロシア語版序文;一八八三年のドイツ語版序文;一八八八年の英語版序文;一八九〇年のドイツ語版序文;一八九二年のポーランド語版序文;一八九三年のイタリア語版序文)
著者等紹介
今村仁司[イマムラヒトシ]
1942年生まれ。京都大学大学院博士課程。前東京経済大学教授。2007年没
三島憲一[ミシマケンイチ]
1942年生まれ。東京大学大学院博士課程。東京経済大学教授
鈴木直[スズキタダシ]
1949年生まれ。東京大学大学院博士課程。東京医科歯科大学教授
塚原史[ツカハラフミ]
1949年生まれ。パリ第三大学博士課程。早稲田大学教授
麻生博之[アソウヒロユキ]
1965年生まれ。北海道大学大学院博士課程。東京経済大学准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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