内容説明
キリスト教、イスラム教の興りは、ユダヤ教の聖典にそのルーツをもつ。それにもかかわらずユダヤ人という存在は、約2000年前から排斥や迫害の対象となり、世界各地に離散せざるを得なかった。それはなぜなのか。宗教、歴史、言語からユダヤに迫る。
目次
ユダヤ教とは何か?ユダヤ人とは誰か?(ユダヤ教とは何か?ユダヤ人とは誰か?;Q&Aで学ぶ、ユダヤの基礎知識 ほか)
エルサレム―ユダヤ、イスラム、キリスト3宗教の聖地(唯一絶対の神と結ばれた、「聖地」の変遷。;3つの宗教から見た、聖なるエルサレム。 ほか)
ユダヤ教徒の日常生活(ユダヤ人が、エルサレムに住む意味とは?;地域住民を牽引する、ラビの1日に密着。 ほか)
ユダヤの記憶と建築(ユダヤの歴史と記憶を刻んだ博物館。;ダニエル・リベスキンド、記憶の建築家。 ほか)
現代文化の中のユダヤ(歴史とモダン建築、テルアビブを再発見。;いま訪れたい、アートとデザインの殿堂。 ほか)
著者等紹介
市川裕[イチカワヒロシ]
東京大学大学院人文社会系研究科教授。東京大学大学院人文科学研究科博士課程満期退学。専門は宗教史学、ユダヤ教(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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