内容説明
米国MITと日本情報経営学会、第一線の研究者と実務家によるコラボレーションの成果。
目次
第1部 データ品質の測定(データの正確度を測定する:枠組みと評価;データ品質次元の測定尺度の開発;モデルベースのデータ品質評価:新聞社と非新聞社が運営するインターネット広告の比較)
第2部 情報品質のための情報処理過程のモデル化と開発(情報サプライチェーンに品質を作り込む:頑健な情報サプライチェーン;情報製品倉庫に何があるか)
第3部 データ品質及び情報品質の改善:事例分析(データウェアハウス構築へのデータ品質管理の導入;情報と組織的プロセスの間の相互依存を理解する)
第4部 情報品質に含まれる組織的課題(企業世帯研究によるデータ品質改善の事業機会を例示する;会計情報システムのデータ品質に影響を与える要因の重大性:重要性の認識と実績がどう異なるか)
著者等紹介
関口恭毅[セキグチヤスキ]
北海道大学大学院経済学研究科教授(工学博士:北海道大学、1972年)。経歴:1972年日立製作所に入社、生産技術研究所勤務。1975年北海道大学経済学部助教授に就任、1988年同教授となり、2000年から現職。専門分野:経営情報学、オペレーションズリサーチ。現在は、情報技術や数理計画を用いた情報分析の成果を、実務家が有益で信頼できると自信を持って活用できるような情報提供・交換の方法に、特に興味を持っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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