出版社内容情報
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内容説明
イギリス元首相にして、現代を代表する政治家のひとりトニー・ブレア。彼は、新生労働党(ニューレーバー)と「第三の道」を掲げて労働党史上最大の勝利をおさめ、18年間にわたる保守党支配に終止符を打った。首相就任、ダイアナ妃の死去、北アイルランド和平の厳しい交渉、医療と教育政策での苦闘、公的サービスの一大改革…野党時代には経験し得ない試練に直面し、彼は何を考え、いかにそれを乗り越えたのか。労働党初の3期連続という長期政権を成し遂げたブレアが首相就任直後から退任に至るまでの自らの葛藤と決断をあますことろなく語った大ベストセラー。
目次
第1章 大いなる期待
第2章 見習いリーダー
第3章 ニューレーバー
第4章 ハネムーン
第5章 ダイアナ妃
第6章 北アイルランド和平
第7章 “統治は散文でやる”
第8章 コソボ
第9章 保守主義の力
第10章 危機管理
第11章 ニューレーバーへの委任
著者等紹介
ブレア,トニー[ブレア,トニー][Blair,Tony]
1953年エディンバラ生まれ。1983年、セッジフィールド選挙区から下院議員として立候補し、初当選。1994年に労働党党首に就任し、97年5月から2007年6月までイギリス首相を務めた。首相退任後は、アメリカ、国連、ロシア、EUの四者代表の中東特使になり、平和を求める国際社会の努力の一環としてパレスチナ国家成立をめざす準備作業にパレスチナ人とともに携わっている。2008年5月には、トニー・ブレア・フェース財団を設立。異なる宗教間の対話促進と教育のために活動を続けている。また、ルワンダ、シエラレオネ、リベリアにおける政策実施と持続可能な外国からの投資を呼び込む、アフリカ統治イニシアチブも推進している。妻で勅撰弁護士のシェリー・ブースとのあいだには、4人の子供がいる
石塚雅彦[イシズカマサヒコ]
1940年東京生まれ。国際基督教大学教養学部卒業、コロンビア大学ジャーナリズムスクール修士課程修了。元日本経済新聞論説委員、元早稲田大学大学院ジャーナリズムスクール講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Kiyoshi Utsugi
丹波橋
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