内容説明
複雑に絡み合う子ども虐待と発達障害―21世紀の児童青年精神医学をかたちづくる子ども臨床の二大テーマをメインに全11論文を収載。
目次
第1部 子ども虐待と発達障害(子ども虐待と発達障害―第4の発達障害としての子ども虐待;高機能広汎性発達障害と子ども虐待;子どものトラウマと発達障害;子ども虐待―50年の流れと将来への展望:子ども虐待への包括的ケア―医療機関を核とした子どもと親への治療)
第2部 児童青年精神医学の新世紀―発達障害から発達凸凹へ(黄柳野高校の実践と成果;いじめ・不登校と高機能広汎性発達障害;「発達障害」をどう捉えるか;成人の発達障害―発達障害と精神医学)
著者等紹介
杉山登志郎[スギヤマトシロウ]
1951年静岡市に生まれる。1976年久留米大学医学部卒業。久留米大学医学部小児科、名古屋大学医学部精神科、静岡県立病院養心荘、愛知県心身障害者コロニー中央病院精神科医長、カリフォルニア大学留学、名古屋大学医学部精神科助手、静岡大学教育学部教授、あいち小児保健医療総合センター、保健センター長を歴任。現在、浜松医科大学児童青年期精神医学講座教授。日本小児精神神経学会常務理事。日本乳幼児医学・心理学学会理事。日本トラウマティック・ストレス学会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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