感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒロミ
52
年の瀬に再読。表紙の太宰はどこかオザケンに似ている(オザケンファン)。開けども開けども太宰満載の太宰ファン必携のビジュアルムック。町田康や室井滋のエッセイもいい。津軽での出生から挫折、流行作家へ、そして自死までと見やすい写真で丹念に太宰の足跡を追っている一冊。写真に合わせて太宰作品から一行掲載されていたりするが、これがじわじわ効く。「女生徒」の「おやすみなさい。私は、王子さまのいないシンデレラ姫。あたし、東京の、どこにいるか、ごぞんじですか?もう、ふたたびお目にかかりません。」なんてうますぎてズルいもん!2015/12/31
detu
37
太宰のガイドみたいの探してた。色々勉強になった。2016/02/19
青
5
写真を多く取り入れ、「太宰治」についてまとめた一冊。様々な人物からの寄稿も多く、今もなお読まれ続ける太宰について語る。しかしこの太宰、イケメンである(笑)2013/06/24
endlessworldsend
4
新しい大判本らしく、綺麗。太宰がねえ、笑っている写真は何だか胸が痛むものです。2011/05/19
tuna
3
これ家に置いておきたいなぁ。深い考察はないけれど、太宰についてくまなく知ることができる2012/08/05