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活字印刷の文化史―きりしたん版・古活字版から新常用漢字表まで

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  • サイズ B5判/ページ数 509p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784585032182
  • NDC分類 749.41
  • Cコード C1020

内容説明

室町期末から現代まで活字印刷四百年余の資料空間を渉猟して新しい視軸を提起。活字印刷文化の歴史を再編する。

目次

中国印刷史家張秀民自伝
「きりしたん版」に「古活字版」のルーツを探る
キリシタン版の文字と版式
嵯峨本『伊勢物語』の活字と組版
日本語の連綿体活字
美華書館史考―開設と閉鎖・名称・所在地について
明治初期の近代的新聞が用いた木活字の特徴
韓国最初の活版印刷による多言語『韓仏辞典』の刊行とそのタイポグラフィ
二〇世紀前半期における中国人による「倣宋体」と「楷書体」の開発
築地体後期五号活字の出現時期と初期「アンチック」活字について
印刷文字から符号化文字へ

著者等紹介

張秀民[チョウシュウミン]
1908年生。2006年12月24日上海で逝去。印刷史・安南史の研究論攷多数

大内田貞郎[オオウチダサダオ]
1932年生。天理短期大学圖書館学科・関西大学史学科日本史卒。天理大学附属天理図書館・神戸親和女子大学退職。書誌学

豊島正之[トヨシママサユキ]
1955年生。東京大学大学院人文科学研究科言語学専門課程博士課程単位取得退学。東京大学文学部助手、北海道大学助教授を経て、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所教授。専門はキリシタン語学

鈴木広光[スズキヒロミツ]
1964年生。名古屋大学大学院文学研究科博士課程後期中退。奈良女子大学文学部准教授。国語学

小宮山博史[コミヤマヒロシ]
1943年生。國學院大學文学部卒。佐藤タイポグラフィ研究所代表、印刷史研究会代表。近代日本活版印刷史、和文書体史。書体設計(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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