エドワード・サイード 対話は続く

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  • サイズ B6判/ページ数 332,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622074885
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C1010

内容説明

17名の多方向からの文章をとおして、サイードの人と思想と実践の全貌をしるす。バーバ/ミッチェル/チョムスキー/スピヴァク/バレンボイムらが奏でる追悼集。

目次

エドワード・サイード対話は続く
アダージョ
政治、パレスチナ、そして友情について―エジプトからのエドワードへの手紙
区別を解釈する
対話を続けること
決断
ホミ・バーバ、ノーム・チョムスキーと語る
転回
種々の出来事が同時発生的に結びついてできあがった痕跡―サイードの「財産目録」
サイード、パレスチナ、そして解放の人文学
世俗的神占―エドワード・サイードのニューマニズム
グローバルな比較主義
エドワード・サイードとの対話
ボンベイのエドワード・サイード
遅れてやってきた占領、早められた軍国化―サイードによるオスロ合意批判再考
シオニズムの問題―対話を続けること
エドワード・サイードについて考える―回想記から
巨匠

著者等紹介

上村忠男[ウエムラタダオ]
1941年生まれ。東京大学大学院社会学研究科(国際関係論)修士課程修了。東京外国語大学名誉教授

八木久美子[ヤギクミコ]
1958年生まれ。ハーヴァード大学大学院修了(Ph.D.)。現在東京外国語大学大学院・総合国際学研究院教授

粟屋利江[アワヤトシエ]
1957年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位修得退学。現在東京外国語大学大学院・総合国際学研究院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takao

3
追悼文集2023/12/13

yooou

3
☆☆☆☆★ 亡くなってからその存在を知ったエドワード・サイードでしたが、その多方面にわたる深い知性と果たしてきた役割の大きさを垣間見る一冊でした。2014/07/24

メルセ・ひすい

1
17名の多方面からの文章をとおして客観性をもって、その人と思想と実践の全貌が書籍に・・・2009/12/22

ゆうちゃん

0
パレスチナ問題に詳しくないため、最初は判らないところが多かったが途中で背景を知れて、なんとか興味深く読了。サイードの著作も読んでみたいと思う。知識人は真理にそって物事を探求するのだと思う。その行為があまりに先鋭なために非難、しかも故国からされるのは辛いことだ。ただし理解者、友人は必ず味方になってくれる。サイードへのリスペクトに溢れた本書のタイトルのように、対話は続けていかなければならないのだ。2015/01/17

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