内容説明
先住民の世界から植民地時代、建国、幾度の戦争を経て現代まで、アメリカ合衆国の壮大な歴史をたどる最新の概説書。丁寧な解説、豊富な図版や史料によって、当時の社会を想像し楽しみながら歴史の流れをつかむと同時に、アメリカ史を読み解くための基礎知識が得られる。アメリカ史初学者、必携の書。
目次
先住民の世界
植民地時代
アメリカ独立革命
新共和国の建設
市場革命と領土の拡大
南北戦争と「再建の時代」
金ぴか時代から革新主義へ
第一次世界大戦と黄金の１９２０年代
ニューディールと第二次世界大戦
第二次世界大戦後から１９７０年代までの内政と社会
冷戦とアメリカ外交
１９８０年代から２１世紀へ
著者等紹介
和田光弘［ワダミツヒロ］
１９６１年広島県生まれ。現在、名古屋大学大学院文学研究科教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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春菊
4
インディアン戦争・ハワイ併合・フィリピン植民地化の先に中国権益の門戸開放主張と続けば、アメリカと日本の対立は決してアメリカに正義があったわけではないことが分かる（だからといって日本の中国侵略が正当化されるわけでもないが）。人種問題や貧困層問題はアメリカ社会の大きな課題らしい。紹介されている参考文献も読んでゆきたい。2021/05/02
Ryosuke Tanaka
0
「白人」アイデンティティの形成というのは面白いテーマだと思った。2017/06/22
