内容説明
メディアの巨人たちの知られざる暗闘。メディア史であり、日米交流史でもあるテレビの歴史を通じて、テレビ元年生まれの著者が、「テレビとは何か」に迫る。
目次
ファイスナーとハウギー
「ラジオの父」と「トーキーの父」からテレビは始まった
テレビ導入を望んだ「放送法の父」と「民間放送の父」
「テレビの父」の戦前と戦後
「ニュース解説の父」と「VOAの父」の登場
「テレビの父」が「ラジオの父」を押しのけた
「テレビの父たち」の密約の崩壊
「プロパガンダ放送の父たち」と「海上自衛隊の父」
「テレビの父たち」のバトルロワイヤル
日本テレビの誕生とマイクロ波通信網の流産
忘れ去られた「テレビの父たち」
かくてテレビは台湾にもたらされた―知られざる日米合作
著者等紹介
有馬哲夫[アリマテツオ]
1953年青森県生まれ。1977年早稲田大学第一文学部英文科卒業。1984年東北大学大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。東北大学大学院国際文化研究科アメリカ研究講座助教授、早稲田大学社会科学部(メディア研究)教授などを経て、早稲田大学大学院社会科学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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