知的障害のある人への精神分析的アプローチ―人間であるということ

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知的障害のある人への精神分析的アプローチ―人間であるということ

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  • サイズ A5判/ページ数 379p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784623092918
  • NDC分類 146.8
  • Cコード C3011

出版社内容情報

原著者のシナソン(V. Sinason)は,知的障害のある人に精神分析的心理療法を試みた先駆者である。彼女は本書で,詳しい臨床事例と豊かな考察,文学作品の引用や自身による詩作を通して,これまでほとんど言及されてこなかった事実を浮かび上がらせる――共に人間であることを実感しながらかかわるとき,障害という防壁の隙間から信じられないほど鮮やかな知性のきらめきが垣間見られるという事実を。

内容説明

原著者のシナソンは、知的障害のある人に精神分析的心理療法を試みた先駆者である。彼女は本書で、詳しい臨床事例と豊かな考察、文学作品の引用や自身による詩作を通して、これまでほとんど言及されてこなかった事実を浮かび上がらせる―共に人間であることを実感しながらかかわるとき、障害という防壁の隙間から信じられないほど鮮やかな知性のきらめきが垣間見られるという事実を。

目次

第1章 脳を失いつつあった男性
第2章 一次障害と二次的なハンディキャップ―スティーブン
第3章 ハンディキャップ・スマイル―トラウマに対するアリの防衛
第4章 代書者機能と子どもの発達―トマスの事例
第5章 秘めた知性が明らかになった衝撃―ハウスM
第6章 ことばのないところに意味を見出すこと―自傷と最重度障害
第7章 男性における性と障害
第8章 女性における性と障害
第9章 性的虐待、精神病、そして法的救済
第10章 解離と知的障害―キャシーの物語
第11章 集団心理療法と知的障害

著者等紹介

シナソン,ヴァレリー[シナソン,ヴァレリー] [Sinason,Valerie]
解離研究クリニック代表および心理療法と障害学会会長を務める。児童心理療法士、成人のアタッチメントベースの心理療法士・精神分析家であり、トラウマと知的障害に関する博士号を取得している。タビストック・クリニックで約20年間、障害に関する心理療法の先駆者として活躍し、セントジョージ病院では16年間、シェイラ・ホリンズ教授とともに活動した。また、詩人・作家でもある

倉光修[クラミツオサム]
1980年京都大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。京都大学助手、同講師、京都府立大学助教授、大阪大学助教授、同教授、東京大学教授を経て、放送大学特任教授。博士(教育学)、臨床心理士、東京大学名誉教授

山田美穂[ヤマダミホ]
2004年東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。葛飾赤十字産院臨床心理士、就実大学准教授などを経て、お茶の水女子大学基幹研究院准教授。博士(臨床心理学)、臨床心理士、公認心理師

中島由宇[ナカシマユウ]
2006年東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。精神科病院勤務などを経て、東海大学文化社会学部講師。博士(臨床心理学)、臨床心理士、公認心理師

櫻井未央[サクライミオ]
2007年東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。児童自立支援施設心理職、公立教育相談室などを経て、杏林大学保健学部臨床心理学科講師。臨床心理士、公認心理師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Natsuko

16
著者は乖離研究クリニック代表および心理療法と障害学会会長、トラウマと知的障害に関する博士号を取得。また詩人、作家でもあるとのこと。難解そうだが、ダメもとで借りてみる。案の定レベルが高すぎて読むのを諦めようとも思ったが、障害福祉の基礎となる言葉も散りばめられており、それを拾いながら斜め読み。訳者のあとがきまで辿りつくと、「理論の難解さや芸術的文章表現により気軽に読める本ではないが、この読みにくさが浮き彫りにするのは知的障害者に向き合う人自身の『浅さ』と『甘さ』かもしれない」と・・・図星過ぎて苦笑い2022/09/26

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