内容説明
はじめて楽譜を読む人も、より深く音楽を味わいたい人も知りたかったポイントがわかる。これなら誰でも楽譜が読める!クラシックからポップスまで対応。
目次
第1章 楽譜の基本
第2章 音符
第3章 リズムと拍
第4章 音程
第5章 音階と調
第6章 和音“基本編”
第7章 和音“応用編”
第8章 演奏に関する指定
第9章 曲想・奏法に関する指定
著者等紹介
小谷野謙一[コヤノケンイチ]
作曲家。1966年生まれ、東京都出身。東京芸術大学音楽学部作曲科卒。作曲を故・石桁真礼生、佐藤眞、川崎絵都夫の各氏に、音楽理論を國越健司氏、ピアノを岡野壽子氏に師事。中学時代よりシンセサイザーに傾倒し、高校時代はバンド活動に専念。大学在学中よりコンピューターを用いた音楽制作を本格的に開始する。コンピュータ・ミュージックの専門誌「月刊DTMマガジン」に創刊時より参加し、1994年より現在に至るまでオリジナル曲を発表し続けている。数多くのスタジオ・ワークやゲーム・ミュージックのBGM制作等に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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袖崎いたる
10
ざっと目を通す。しばらく作曲してないし譜面も眺めていないので忘れてる記号ばっかりだし…って感じ。でも「ゼロからすぐに身につく」かはさておき、手元に置いておくのは悪くない。とりわけ曲想を言語的に示した記号が概ね掲載されてる第9章は、楽典を読むだけでなく、楽曲に当ててもおもしろいし。あるいは詩想を分類する分類記号的な感じにも使えるだろうしで、うきうきした。しっかし今の時代、何かに入門するのにどんな教科書に取り組むかの必然性の意識を持つのは難しいなぁと改めて思った。不自由さの上にしか自由はありえないのかしらね。2016/08/23
vinlandmbit
4
図書館本。良。2015/06/06
𝓚𝓸𝓉𝓸
2
わかりやすかった。これプラスで音楽用語辞典があるとよいのではと。2017/09/15
RED
1
小学生まで、よく分からないまま習っていたピアノ。あの楽譜の意味はそういうことだったのかと今更ながら復習。豆知識として、サビの意味やピアノの由来が書いてあったのがまた面白かった。難しい言葉も多かったけれど、長調と短調の見分け方が分かったのが自分にとっては大きな収穫な気がする。2024/01/04
そら
0
「それぐらい知ってるさ」ということから「ごめん、何言ってるか何度読んでも分からん」ということまで、楽典について網羅的に知ることができました。2016/10/27